極寒のランガンアジング取材記

オーシャン

2012年03月19日 03:44

先日、アジングの取材で伊豆方面へ遠征してまいりました。

『アジングJAPAN最前線』の2010年度版2011年度版に続く、2012年度版の第三弾のための取材です。(5月につり人社より発売予定です)


(左)2010年度版(右)2011年度版

ポチっとね



この日は夜遅く現地にて、ガイドさんとアングラー諸氏と合流。
このあと、「ロッド片手にのぞきに来ません?」とお誘いしていた、“とおるチッチさん&おかしらさん”コンビとも現地にて合流です。

さて、「こんな時期に関東近辺でアジングの取材が成立するのだろうか?」との疑念を抱いていたワタシ。が、これは単なる杞憂。爆とはいかないまでも、釣れてました。

しかし、水面を漂うコイカの群れめがけてアジ&メバルが下から食い上げたりと、三浦ではあまり目にしない光景を見るにつけ、「やっぱり伊豆はポテンシャルが違うなあ」と。

が、そんな状況でも簡単に入れ食いといかないところがアジングの難しくも面白いところ。

前半にポツポツと釣れたものの活性はあまり高くなく、バイトがあるレンジがバラけていて絞り切れない様子。あるアングラーの釣り方を観察していると、キャストごとにレンジを変えて探り、アジが吸い込んだ瞬間の違和感を逃さず拾ってフッキングに持ち込んでいる感じ。

お見事!上アゴフッキング!

そうこうしているうちに、潮止まりを機にパタッと食いがストップ。ここでチッチさん達とはお別れして、そこから深夜〜朝方にかけてのM的極寒ランガンがスタートです。

この日は、春を思わせる日中の暖かさとは打って変わり、放射冷却の影響で夜が更けるとともに厳しい寒さに。
あまりの寒さと渋さに(ワタシの)心が折れかけた夜明け前でしたが、ここでアングラー諸氏の執念が釣果に結実。
取材は無事成立です。

本当は、最初にドカドカ釣れて早々に絵を押さえ、あとは「マイフィッシングタ〜イム」といきたかったところですが、世の中そうは問屋が卸しません。ワタシが取材に行くとどういうわけか、「苦戦を強いられた釣り人が、終盤に執念と気合いで釣果をひねり出す」というパターンが多いんですよねえ。
ということで、この日は撮影に徹して取材は終了です。

□◆

さて、そのままエンドレスに釣り続けるという猛者アングラー諸氏に別れを告げ、帰路についたハズのこのワタシ。

が、道中、気がつけば薄明の富士に抱かれた芦ノ湖が目前に。
この時点で24時間近く寝てなかったので、ちょっと仮眠しようかと思ったのですが、なぜか釣り券を購入(笑)。とりあず陸っぱりからルアーでトラウトねらいです。

エサ釣りのおっちゃんは結構釣ってるのですが、ルアー&フライ組は大苦戦。
近くで釣っていたルアーマンに「どうです?」と声を掛けたら、「釣れるわけないじゃないですかw」と間髪入れず即答されました(笑)

「場所移動してウェーディングしないと釣れないなあ」とは思ったものの、さすがにここで体力切れ。

しかし、海とは違う、山上の天然湖でロッドを振る気持ちよさは格別。

心洗われる気持ちで、帰路についた取材なのでした。

(おしまい)

そのひとポチがアジング魂に火をつける!


携帯の方はこちらをお願いします→にほんブログ村


あなたにおススメの記事
関連記事