メバリングの季節

寒い日が続くここ最近。
みなさま、いかが釣りまくっておりますでしょうか。



さて、前回メバリング復帰！と威勢く更新したはいいのですが、仕事に追われ出撃できずにいる今日この頃。

現在、3月10日に発刊予定の『関西 IREGUI最前線』というシリーズ本の第一弾の編集作業のお手伝いに追われております。



これは、関西エリアを対象としたシリーズムックです。
詳しくはこちらをCHECK!

と、この話題はまたいずれ。

◆□

さて、それはさておき、時をさかのぼること約半月。
年末から正月にかけて行われていた釣具量販店の大セール。

釣りにはいかずとも、日頃から刺激されていた物欲。
ただでさえ入り用の年末年始に、買い物ついでにフラっと寄ったその先でさらに刺激され。。。

思わずリールにバイトしてしまいました。

ということで、いってみよ〜


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で、買ったのはコレ。



11カルディア200４（DAIWA）です。

某量販店のセールで一万四千円台。
マグシールド搭載でこの値段。
で、これは買っちゃお〜、と。

日頃ネットで見ていましたが、DAIWAの中級機のエース的な存在として、評判のほうも上々。

ザイオン、エアローター、UTDなどなど、そのへんのグレイトなスペックはメーカーHPの通りですが、このリールが大きな評判をよんでいる最大の理由は、なんといっても「マグシールド」がこの価格のリールに搭載されたということでしょう。



ご存知の方も多いこの「マグシールド」。

簡単に言えば、防水技術のことで、磁石に引き寄せられる液体（磁性流体）の「マグオイル」というモノを使って海水の侵入をシャットアウトする、というもの。

まあ、詳細はここでワタシが長々と書くより、メーカーの動画や説明を見た方が分かりやすいので、そちらをご覧いただくとして、この磁石に引き寄せられる液体「マグオイル」とはいったい何なのか？

なんでも、「NASAが「無重力の宇宙空間でポンプを使わずに宇宙船内部の液体燃料をいかに送るか」というスペースプログラムの中で開発した特殊液体マテリアル」とか（なんかよくわからんけど^^）。

「マグオイル」というネーミングから、完全な油なのかと思っていたのですがそうではないようで、これも正式名ではなさそう。リールにあわせてメーカーが名付けたモノ？っぽい感じです（詳細は不明）。

で、この磁性流体を調べてみると「磁性微粒子、界面活性剤、ベース液体(水、炭化水素系油、エステル系油、フッ素系油)」というものから成る液体とのこと。磁力フリーの時は単なる液体なのに、マグネットなどの磁力を近づけると途端に磁化する、という不思議なシロモノらしいのです。

この磁性流体である「マグオイル」を、以前取材でグローブライド本社に伺ったときに実際に見せてもらいました。


左の写真の小瓶の中、その黒い物質がマグオイル。これに磁石を近づけると、、、。右の写真のようにくっつくのです！

この磁性流体は、産業用途で広く使われているモノらしいのですが、この特性をリールに転化し防水技術として生かしたのが「マグシールド」というワケです。


マグネットの磁力で被膜を作って水をシャットアウト！

ハイテクですね〜。

さらに、このマグオイルはボディ内部への海水の浸入を高いレベルで防ぐので、内部はいつもフレッシュ。つまり、滑らかな回転性能が長く続く、ということらしいのです。防水技術を巻き心地にも応用するとは、さすがモノづくりジャパンです。



で、その実際の効果のほどは？

さっそく使ってみたいところですが、いつ出撃できるのやら。。。





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